会長メッセージ

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"三農出身"を意識し行動を


三農東京同窓会会長 池畑 守

 日本は戦後、日本の進むべき方向として急速に工業化し製品を海外へ輸出し国民生活を豊かにした。その反面、外国からの圧力もあり食料品の60%を輸入にたよったので、日本農業が疲弊してしまった。

 米国のサプライローンの破綻からスタートし、百年に一度という不況に世界中が苦悩している。日本の今年の法人決算で、ほとんどの輸出産業及び銀行も赤字決算になり、政府も補正予算を組み国内の需要を促進させるため、ようやく農業経営に注目し始めた。

我が三農への期待は大きいものがある。

さて、昨年の10月、全国で「三本木農業高校、馬術部」が上映された。これには東京青森県高校同窓会連合会の協力を得て、入場券を売りさばいて頂き感謝申し上げます。映画を観て下さった仲間から連絡があり、①農業高校なのに馬術部があったの、②校舎と農場が広い、③景色が良い、④親子の絆がある、⑤なによりストーリーが良く泣けた、という評価を受けました。私達も、母校の高い評価を知っている方が多くなったので、他人と接するとき三農出身だということを意識して行動しよう。

三農東京同窓会も日本の縮図といえる高齢化が進行してきました。そこで、同窓会ホームページを立ち上げ(P6を参照)ましたが、同窓生の皆様に会の活動状況を知ってもらいたい。とくに若い世代の方に参加してほしいと思っている。

今年も、9月13日(日)に東京同窓会の総会がありますので、万障お繰り合わせのうえ参加して下さるようお願い申し上げます。今年の新人はどんな方々で何人出席するのか、楽しみにしている。